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して欲しいことを言えてますか?


東京の女性専用性感マッサージ「heart up!」のナオです。

 

女性からセックスの要望を言うのは恥ずかしいかもしれませんが、普段からして欲しい事をパートナーに伝えられていますでしょうか。これまでの性感マッサージの経験からすると多くの女性はして欲しい事を言えないか、言えたとしても男性がちゃんとしてくれない、このようなパターンが多いのではないでしょうか。女性からしたら非常に残念なことでしょうし、ナオもそんなことあるのかよ!?と思ってしまいます。

 

そんなセックスをしていたら何のためにセックスをしているのか分からなくなりますよね。それこそ男中心の射精するだけのセックスにつき合わされ、気持ちよくなる前に終わってしまい、女性は不完全燃焼で放置されてしまい不満がどんどん蓄積されていってしまいますよね。

 

女性はして欲しい事をもっと言うべきです

 

ひどい場合は前戯もそこそこに挿入されて痛いという事すら言えないという女性もいるし、痛いとまでは感じていなくてもセックス自体が苦痛だという女性も多くいます。なんでそんな痛い事や苦痛を我慢してまでセックスをしているのかと聞くと、

 

相手に悪いから

 

と決まって返ってきます。ちょっと待ってよ。痛い事をしているのは誰?苦痛を強いているのは誰?自分にとって良くないことをしているのに相手に悪いからと言えないなんてどんな感情なの?

パートナーだからそう考えてしまうのは分かりますので女性が悪いなんて言う気はありませんが、どうやってもおかしいことだと思ってしまいます。相手をするのが義務だと思って我慢しているのですが、男性が義務を果たしていないのにどうして女性だけが義務を果たさなければならないのか。どう考えてもおかしなことです。

 

セックスはコミュニケーションであり欲と欲のぶつかり合い

 

お互いにどうして欲しいとかどうなりたいとかを理解して、相手が望むようにしてあげることがコミュニケーションで、なれるかどうかは別にして、お互いになりたいようにしてあげる努力をしなければセックスとして成立しません。セックスという行為はそうなんですが、お互いにしたいセックスになっていないという意味で成立していないということです。

そうした中でお互いの欲と欲がぶつかり合い、お互いにしてあげることによって男性の欲も満たされ、女性の欲も満たされていくのです。

 

女性だって性欲はあって当たり前だし、性癖もいろいろとあるのです。女性はどちらかと言えばMの傾向があり、実はちょっと責められることに興味があったり、触り方も刺激の仕方によって感じ方も変わってくるものです。性感マッサージで強い刺激の方が感じやすいことを初めて発見した女性もいれば、優しい刺激の方が感じやすい女性もいます。何度もイケる女性もいれば、1回イクと疲れてしまう女性もいます。

 

セックスのやり方は一つではないのです

 

それぞれに合わせた方法をしてあげないと女性はなかなか満足してくれません。でも残念なことにそんなことを知っている男性はそれほど多くないのです。入れれば気持ちいいだろうなどと思ってしまい、前戯よりも挿入ありきのセックスになってしまうのでしょう。

 

女性は拒否することもしてみては?

 

そんなしたくないセックスをしなければならないのであれば、しないという選択も時には必要だと思います。でもそれが続くと最悪の場合セックスレスになってしまうから注意しなければなりませんが、痛かったり気持ちよくないことをきちんと伝えて改善していくチャンスも作らなければなりません。こうしてくれたらさせてあげるよとか、ネットなどの情報を見てこうなれるんだとか話してみるのも良いかもしれません。どうするにせよ女性が思っていることをちゃんと伝えなければ埒があきません。

 

お互いにコミュニケーションがしっかりと取れていないことが原因なのですが、男性がちゃんと聞いてくれないということもあるでしょう。それでも言い続けない限り変わっていく可能性は限りなくゼロになってしまいます。

 

性感マッサージでは女性との約束で、嫌なことは当然ですがして欲しいことも我慢しないように伝えていて、女性が何を言っても構わないということを実感してもらっています。それえも言えない女性は言えないのですが、我慢することもなく、演技することも必要ないことを経験してもらっています。それがどれだけ役に立つか分かりませんが、セックスにおいて女性が自分の感情を出しても良い事を経験してもらえればと思っています。

 

して欲しい事を我慢しても何も良いことはありません。無駄だよと言われてしまうかもしれませんが、試してみる価値はあるのかなとも思います。でもセックスレスにならないように十分注意してくださいね。