イタリアからの50代マダム

東京の女性専用性感マッサージ「heart up!」のナオです。

 

今回はナント！イタリアからのメッセージが届きました。最初はロマンス詐欺か？と少し疑ってしましましたが、日本からイタリアに移住しているのですが、コロナ禍でなかなか日本にも帰国することが出来ずにいるとのことでした。でも何で至らいあから性感マッサージの申込？と思ったのですが、セックスレス期間も長く、これまで抑えて来たものが抑えきれずに爆発しそうになり、3年ぶりに帰国する機会に絶対に性感マッサージを受けようと決めたとのことでした。メッセージを頂いたのは5月でしたが実際に帰国できるのは7月末とのことで、しばらく時間はありました。その間に色々とやり取りをしたのですが、何せ日本に滞在している時間も限られているので、リクエストもたくさん頂いていたのでこちらもイメージがかなり出来、こうすれば良いかなというイメトレも大分できました。

 

実際にお会いしてみるとイタリアという感じでは全くなく少し拍子抜けしました。勝手なイメージなのですが縦とか横とかが大きくてなんて勝手に思っていたのですが、どちらかと言えば華奢な感じの女性でした。

ホテルに入ってからお話しをお伺いしたのですが、セックスにおける女性の立場（固定観念ですが）に疑問を持ち始めたのが発端であったようです。セックスにおいて女性の立場はどちらかと言うと受け身で、性欲すらない、セックスしたいなんて言い出せない、男の性欲を受け止めるだけという意識に疑問すら持つことも無かったようですが、ご自身の環境も落ち着いてきたときにふと疑問に思ったようです。どうしてそんな固定観念に縛られてきたのだろう、もっと自由にしても良いのではないかと。それで性感マッサージなるものをネットで見つけて、色々なサイトを見て研究をしたそうです。

 

これまでのセックスで気持ち良いと思ったこともほとんどなく、楽しいとすら思ったことも無いと言うのです。

 

「ナオさんはフェミニストですよね。」

 

え？フェミニスト？？？

そんな風に思ったことは無かったけれど、女性を優先に考えたセックスをする男なんて殆どいないと言うのです。確かに性感マッサージに来る女性の多くはそんなセックスばかり強いられているのかもしれませんが、普通のセックスはお互いのコミュニケーションで成り立っているもので、お互いの状況を見ながらするものではないのかな。男の性欲を満たすだけのセックスはセックスとは言えないと思います。それはともかく、セックスが楽しいと思ったことが無いという言葉に引っかかりました。

 

「気持ち良さも必要だと思うけれど、楽しさが無いと気持ち良くもなれないでしょ？」

 

楽しいから嬉しいと感じ、嬉しいから気持ち良くもなり心地よくもなり、心も満足出来るものだと思います。

 

てな訳で今回の目標はまずは楽しいと感じてもらうことにしました。その結果としてイケるかもしれないしイケないかもしれないけれど、きっと満足はしてもらえるだろうとのことで了解してもらいました。

 

大分緊張しているようですが一緒にシャワーを浴びてから性感マッサージを始めました。

話しに聞いていたのとは違い、開始早々感じ始めているのが分かりました。もうちょっと感じにくいのかと思っていましたが、背中でもはっきりと分かるような反応をしてくれました。今回はロング希望とのことで、何と10時間も一緒にいました。楽しかったので10時間でも足りないと思ったぐらいでした。こんな感じで時間はたっぷりあるので何があろうとも焦らずにゆっくりと出来るので、快感が徐々に大きく広がっていくようにゆっくりとマッサージをしていきました。

 

「触った所はどこも感じるようになっているね」

「気持ちいい・・・。」

 

小さい声ながらも応えてくれます。本当に触ったところ全てで感じてくれて、しかも同じところを触っていると徐々に反応も大きくなっていきました。もう全身が性感帯になってしまいました。

 

セックスが気持ち良くないと言っていましたが、これだけ感じてくれたのであればきっと中も感じるだろうとは思いました。クリトリスをしつこく舐めましたがイクことはありませんでしたので、指を中へと入れていきました。

 

「ああああ～」

 

やはりかなり気持ち良さを感じてくれています。ポルチオをしてみたいとのことだったので子宮口の当たりを責めました。やはりかなり感じるようで結構よがって頂きました。でもイクまでは至りませんでした。時間はまだまだあるので焦ることは何もありません。疲れたので休憩を取りましたが、全身は敏感になっていていたずらに触ると敏感に反応してくれました。

 

そんなこんなでずっとこんな感じでずっと全身の快感を味わって頂き、気持ち良さもさることながら楽しさも感じてもらえたようです。

 

「イケなくてごめんなさい。」

「え？そんなこと関係ないよ。楽しいと感じてくれた？」

「すごく楽しくて時間が早く感じる。」

 

イケるかイケないかは約束できないし分かりません。でも楽しいと感じてもらえることは約束できます。楽しく感じることがセックスを気持ち良いと感じるスタート地点です。そして楽しく感じられればもっと女性の立場も変わってくるのではないかと思います。楽しければ女性ももっと積極的に行動にも出られるでしょうし、もっと積極的に言葉で言えるものだと思います。

 

ナオにとっては普通のことなのですけれど、一般的には普通ではないのですね。

 

今からでも十分に楽しめますよ。今が一番なのですからね。