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感じてみたい33才女性


東京の女性専用性感マッサージ「heart up!」のナオです。

 

新型コロナの感染が拡大しているようですが、性感マッサージは感染しないようお互いに注意をしながら細々と続けています。

 

さて、今回はこれまでのエッチで殆ど感じたことが無いという女性からメールが届きました。男性経験は人並みぐらいはあるけれど気持ち良いと思ったことは無く、エッチ自体は嫌いではないけれど好きでもなく、エッチの良さを知ってみたいとのことでした。このような女性は結構多いのかもしれませんね。そもそも性感マッサージに来るのは普段はあまり感じないので自分でも感じられるのか、もし感じられるのであればそれを経験してみたいという気持ちがあるからですよね。逆に言えば普段では感じさせてもらえていないということで、女性によっては自身に欠陥があるのではないかと心配している方もいるぐらいです。そんな心配は杞憂に過ぎず、女性は必ず感じられるしそのように出来ています。これまでの経験上確かに言えることで、これまでイッタ事が無い女性でも1回でイケることもありますし、イケなくても十分に感じることは多々あります。問題はやり方と女性自身の気持ち次第なのです。

今回の女性も基本的に同じような状況なので多少の不安はあったものの、このままでは本当にエッチが嫌いになるかも知れないし、何とかしたいという気持ちが強いとのことだったので受けることとしました。

 

実際にお会いしてみるとおとなしい感じの清楚な女性でした。イメージで決めつけてはいけませんがエッチに興味があるとはあまり想像が出来ないタイプです。

 

もしかするとおとなしいタイプで言いたい事を言えないのかな?

 

あくまでイメージから想像しただけですが、だとすると意識の問題の方が強いのかも知れないと推測しました。

 

ホテルに入るとかなり緊張居ている様子が手に取るように分かります。そりゃそうでしょう。こんな非日常の世界なんだし、これからの展開が読めないだけに不安にもなるでしょう。でも展開を予想は出来てもナオでも読み切ることは出来ません。

一通り話をするとやはり意識の問題があることが分かりました。これまでのエッチはどちらかというと受け身で、男性にされるようにしていたとのことです。これは普通のように見えますが、ナオから言わせれば楽しんでいないとしか感じられません。

挿入=セックスと思っているのでしょう。それではエッチの楽しさは分からないでしょうから、感じられなくても仕方はありません。どうなりたいと聞いてもイメージが湧かないためか返答に窮していました。気持ち良くなりたいかと聞くとそうだとは言うけれども実際になれるかどうか自信が持てないと言いました。愛撫をされてもあまり気持ち良くは無く、どちらかと言えばくすぐったい感覚が強いとのことでした。

 

結構な重症ですね・・・

 

イクとかよりはひとまずは感じることが必要だと思いました。愛撫されて気持ち良いと体のどこかで感じることが出来れば、その感覚を他でも感じられるように出来ます。なのでまずはどこが感じるのかを探して、体を愛撫されることで気持ち良くなれるという感覚を覚えることを最初のゴールということで合意しました。

 

性感マッサージを始めたのですが、何となく感じていた嫌な予感が当たりました。それは

 

感じるよりもくすぐったい

 

という感覚があるようです。くすぐったいのは刺激になれていないからということが多いので、小さな刺激を同じ場所で繰り返しおこない、刺激に慣れるようにしていきます。背中全体を温かい手で温めるようにマッサージし、どこが感じるのか、反応が強い場所を探します。けど、無い・・・。くすぐったい感覚は多少は取れた様子ですが、気持ち良いまではいってないようです。

 

どこで感じるか、感じるようになるかは分からないので先に進もう

 

と自分に言い聞かせて先に進みました。

我慢の時間が長かったのですが、ついにその瞬間がやって来ました!

それは太腿でした。それほど大きくは無かったのですが確かに気持ち良い感覚を覚えたようです。こうなれば集中攻撃をしてはっきりとした感覚にしていく必要があります。それとともに言葉も必要です。

 

「ここは凄い感じるねぇ。もっと気持ち良くなってくるでしょう?」

 

耳から得る情報で体の反応も変わってくるものです。そして快感も徐々に大きくなっていくものです。

 

「もっと気持ち良くなっていいんだよ」

 

自分から積極的に求めていくタイプではないので、そういう姿勢も大切な事を伝えていくとさらに声も大きくなっていきます。

 

「気持ちいい~」

 

小さいながらも感情をだしてくれるようになりました。これが結構大事なのです。

太腿を丹念にマッサージして、しつこいぐらい感じるという事を覚えてもらい先に進めました。

場所によって感じる感じないの落差はあるのですが、最初なのだからそうだろうと思いながらも丹念にマッサージを続けます。

次のターゲットは乳首なのです。普段よりも気持ち良い事を感じて欲しいと思いました。首筋と耳が意外に感じるよになっていて大きな声が漏れるようになりました。

 

これなら大丈夫かも!

 

いざ、乳首にとりかかります。

 

「きもちいい~」

 

思った通り感じてくれています。

 

「普段はこんなに感じないの?」

「気持ちいいけどここまできもちよくない・・・」

 

全身の感度を普段よりも上げているのでそうなるのです。さすがに乳首でイクことはないのであまり責め過ぎてもと思いながら10分ぐらい乳首責めをしてしまいました。だって反応がすこぶるいいんだもん。ついたのしくなっちゃって長くなってしまいました。こうなるとクリトリスも期待が大きく膨らみます。クリトリスを舐めてみました。

 

「ああ~、ダメ・・・」

 

刺激が強かったというか快感が大きすぎたようです。かなりの感じ方になってきました。乳首と同じように10分ぐらいずっとクリトリスを舐めていました。もうここまでくると気持ち良さに体を預けてブレーキは外してくれているようです。気持ち良さに戸惑うことも無く受け入れて、また気持ち良いということを楽しんでいるかのように見えました。

 

「もっと気持ち良くなりたい!!」

 

この言葉がその証拠です。自分から気持ち良くなりたいと思ってくれるようになりました。この気持ちがあるとないのでは大違いなのです。女性は女性自身がそうなりたいと思えば、やり方さえ間違わなければ絶対に思ったようになれるのです。女性が気持ち良くなる為には女性自身の気持ちが何よりも必要なことなのです。

 

中に指を入れると断続的に可愛らしい喘ぎ声を聞かせてくれました。さすがにイクことはありませんでしたが、最初のイメージとはかけ離れた本当の姿を表してくれました。

 

「途中から気持ち良くなって自分がどうなるのか分からなかった」

「でもよくブレーキをかけなかったね」

「ちょっと怖かったけどナオさんが声をかけてくれたから大丈夫だった」

「ちゃんと気持ち良くなれたでしょ?」

「・・・恥ずかしいけれど嬉しい!」

 

嬉しいかぁ。そういうものなんですね。

女性の体は絶対に感じることが出来るように出来ています。出来るも出来ないも男の力にかかっていると思われがちですが、実は女性の気持ちも非常に大切なことが分かると思います。それはどちらかが頑張れば良いというものではなく、お互いがお互いを見ることによって実現できるものです。エッチの最中にお互いにコミュニケーションを取るという事が一番大切なことで、それが出来ることが気持ち良くなる近道ですし、エッチを楽しめるための唯一の方法だと思います。

 

ちゃんとすれば女性は絶対に感じるものです!