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もっと感じたい43歳M女性


女性専用性感マッサージ「heart up!東京」のナオです。

 

「もっと感じられるのであれば経験してみたいのですが」

 

こんな依頼が来ました。

 

もっと感じられるということは元々感じられるということだけれども、満足出来ていないのかな?と疑問を抱きながらメールのやり取りを始めました。

 

43歳独身(バツイチで同じ境遇ですね!)でパートナーはいるけれど、感じられるときと感じられない時があり、イケたりイケなかったり安定して楽しめていないとのことです。パートナーさんは一生懸命してくれるので嬉しいけれど、もっと気持ち良くなってみたいという気持ちが大きくなってしまったとのことです。

女性の場合は年齢を重ねると性欲が増えると言いますが、彼女の場合も同じく40歳を越えたあたりから性欲が増していき、もっと気持ち良くなれるのではないかといつも考えていて、今回性感マッサージを受けてみようと思ったとのことでした。

 

待ち合わせをして車でホテルまで移動する時に詳しく聞いてみましたが、どうやら彼女の希望が満たされていないということが分かりました。彼女の希望は責められることで、昔からM気があるのではと思っていたらしいのですが言い出せず、激しくされるときは感じるのですが、優しくおとなしくされるときはそうでもないということが判明しました。

 

女性は結構M気がある人は多く、普通に性感マッサージをしていて試しに多少強めにしてみると急に感じたりする人も居ます。縄で縛ったり蝋燭をたらしたりというようなハードなものではなく、多少強めに噛んだりつねったり、言葉責めで羞恥心を煽ったりというようにソフトSMに興味がある、そうされることでより感じる女性はこれまでに何人もいました。

 

方向性が決まればあとは彼女の願望を引き出して、それで感じるかどうか、どうすれば感じるかを確認するだけで、彼女と約束をした上で性感マッサージを始めました。

その約束とは

 

「イヤだと感じたらすぐに言う事」

 

いくらM気があると言っても初めての経験です。いきなり責めても戸惑うかもしれません。嫌だなと感じたらすぐに止めるので、我慢しないで必ず嫌なこと、もっとして欲しいと感じたことは言うことを約束しました。

いつも女性には約束していますが、嫌なことを我慢するのは絶対にしないこと。それとともにもっとして欲しいことがあれば言っても全然構わないことを合意してから始めます。

 

と言ってもM気がある女性にはどこでどれくらいの強さで感じるのかを確認しなければなりません。触り方も爪を立てるのか噛んだ方が良いのか、どれくらいの強さまでなら感じるのかなど確認することはたくさんあるのです。それと同時に言葉責めも忘れません。羞恥心を煽りながら進めていくのです。

 

「あら、痛いのが感じるの?おかしくない?もしかして変態?」

「そんなことないよ・・・」

「でも体が動いちゃうじゃん。どうして?」

「・・・」

 

などと汚く罵ることはしませんがこんな感じで進めていきました。

 

その結果、彼女は軽く爪を立てて摘ままれるのが好みのようで、体中を摘まんでいくと声を抑えることが出来ないくらいに悶えてくれました。これは性感マッサージか?と疑問に思うかもしれませんが、このように感じてくると普通に触っても感じるもので、性感マッサージと摘まむを交互に入れながら進めていくので、一応は性感マッサージと言えると思います。多分・・・。

 

脇腹やふくらはぎ、太腿なども摘まむと感じるようです。乳首は物凄く感じるのだろうなと想像してなかなか責めないでいると、

 

「はやくして・・・」

「何を?」

「いじわるしないで・・・」

「だってここだけでも十分感じてるじゃん」

「もっと気持ち良くして!」

 

あまり焦らしても可哀想なのでようやく乳首を摘まむと、

 

「ああああああ~~~」

 

と大絶叫で乳首イキをしてしまいました。ここで忘れてはいけないのは、彼女はMということです。

ちゃんと責めてあげないといけません。

 

「え?乳首イキしちゃったの?」

「・・・」

「イク時はちゃんとイクと言わないとダメでしょ」

「・・・」

 

一度乳首イキしたら次も簡単にイクのです。乳首を強く摘まむと、

「やだ、また、イッちやう!」

「いやならやめておこう」

「ダメ!」

「何が?」

「・・・」

「イク時はちゃんとイクと言うんだよ。言わなかったら止めちゃうよ」

 

これは感情を言う練習です。と言うのは嘘で羞恥心を煽っているだけです。でもそのまま乳首責めをしていると、

 

「ダメ、イッちやう、イッちやう!!!」

 

これが3度目の乳首イキでした。

イキ始めたら止まらないのが女性です。当然のようにイク時にはイクと言わせ、言わなければ止めてを繰り返し、最後にはちゃんとイク時にはイクと言えるようになりました。

 

乳首の後はどこを触ってもイキまくるようになります。お腹でもイクし、脇腹でもイクし、腰骨でもイキます。クリトリスやアソコはもちろんですが、もう体中どこでもイケるまでになってしまいました。M気が強い女性は素直なのでしょうか、初めてで全身性感帯になることはよくあることです。彼女も同じく全身性感帯になってしまいました。

 

結果としては目的を達成出来ました。イクときもあればイケない時もあるなんて言っていましたが、やり方が合っていなかっただけで、彼女の好みに合わせればどんな事をしてもイケるようになるのです。

 

「どうしよう、こんなんでこんなに感じたら絶対引くよね~」

「どうして?それが本当なんだからしょうがないでしょ?」

「ナオさんだから大丈夫だろうけど、普通は言えないししてくれないよ~」

「そうか。じゃあまた我慢するの?」

「う~ん、それは出来ないなぁ。」

「どうして?」

「だってこんなに気持ちいいと分かっちゃったから・・・、ねぇ。我慢出来ないと思う・・・。」

「そうなんだ。そしたらS男見つけないとね。」

「ナオさんが居るからいいもん、ダメ?」

 

ダメって聞かれるとダメとは言えない性分なんですよ。でもまぁ知らない世界を開発していくのも面白いかなと思っています。

 

「そしたら次は拘束とかしてみる?」

「え?こうそく?どうなっちゃうの?」

「好き放題されちゃうの」

「好き放題にして!」

おバカな会話になってしまいましたが、信頼関係が無いと出来ないことなのでまずはそこからだと思っています。好き放題といって勝手なことは出来ないし、女性が喜んで尚且つもっとと思ってもらえるようにしないと楽しくなんてなりません。そこが無いと快楽だけになってしまい、楽しさもプラスしないと意味がありません。受け身ではなく自分の感情をもっと出してくれて初めて楽しくなってくるのです。だからどんな女性ももっと積極的に要望を言えるようになるべきだと考えています。その上でのやりたい放題はお互いが楽しむ放題になると思います。

 

彼女のようにして欲しいことを言えない女性は多いですよね。相手は驚くかもしれないけれど言ってみないと分からないし、ずっと我慢していたらそのうち爆発するのは明らかなことです。言ってみてダメなら次を考えることもしてみてもいいんじゃないのといつも思います。

セックスにおいて言えないことがあっては楽しめません。お互いの趣向を理解し合って合わせていかなければなりません。女性から始めてみても良いのではないでしょうか。

 

ダメならナオさんがいます(笑)