性感マッサージの依頼を頂いていたのだけれどもなかなか都合が合わず、連絡をしていなかった女性から、
「今日お願い出来ないですか?」
と午後に入って来ました。
連絡していなかったから若干「悪いな」という気持ちもあり、仕事だったので遅くであれば大丈夫ですよと送ったら、それでも大丈夫ですとのことで、急遽性感マッサージをすることとなりました。
気持ち良くないとのことで性感帯開発をして欲しいというのが要望です。
彼氏はいるのですがセックスが下手で感じられない、気持ち良くなりたいと普通の動機でしたが、その他に荒々しくされたいという願望もあるが言えないというのも追加の要望でした。
「あんまり気持ちいいと思ったこと無いからイケないよ」
あらら、ならどうして性感マッサージ?気持ち良くなりたいから依頼したのではないの???どうして???
「興味があったし年上が好きだから」
???
すでに天邪鬼が出ていたのですね。この時はまだそんなことに気付きませんでした。
性感マッサージを始めようとしても布団をギュッと持って動きません。恥ずかしいのかな?緊張しているのかな?と思ってしばらくはお話しタイムになりました。
「なんかその気にならない」
そりゃそうでしょう。私は無理はしないタイプなのでその気が無ければしないし、その気になれば性感マッサージをするスタイルです。でもこれはおかしい。この態度は何なんだろう?初めてのタイプです。思い切って抱き寄せてみて背中をマッサージしてみました。
「くすぐったい・・・」
くすぐったさは感じる手前。強めのマッサージで肌の感覚を慣れさせてからマッサージの強さを変化させると、
「なんか変、いつもと違う・・・」
「感じているからじゃない?」
「感じてないもん。あん・・・」
それ感じているというのですよ。確かに声色が違うでしょ?
ここでようやく天邪鬼さんであることに気付きました。そういえば激しくされたいと言っていたのを思い出しました。ならば・・・爪を立てたりつねってみたりしました。大当たりです。それから感じ始めて全身に性感帯が広がって、どこを触っても感じるようになっていきました。
「何これ?信じられない!変だよ~~~」
それが性感マッサージですよ。しかも性感帯開発なんだからそうなるようにしているんですよ。だから変でもないです。信じるか信じないかは勝手だけど、現実は信じるべきだと思うんだがなぁ・・・。
追い打ちで準備していた手枷(マジックテープのもの)で手を拘束してみました。(当然合意してですよ)
するとこれも大正解!これまで以上に感じ始めてどこを触っても気持ち良くなっていました。
こうなってしまえばあとはどんどん感度を上げてからクリトリスを責めると・・・
はい、思った通りにイキました。
でも天邪鬼さんはイク時も抵抗してイヤと言い始めました。そう?なら止めるか?と思ったのですがそこは天邪鬼さん。
「イヤよイヤよも・・・」
女性の口癖ですね。そのまま継続!はい、遂にクリトリスでイってもらいました。こうなればすぐに2回目も、
「もうイケない!」
そうなの?本当にイケないの?
「イク~~~」
「イったの?」
「イキました・・・」
クリトリスで3回、中に指を入れて3回ぐらいイク度にこんなやり取りをしながらヒクヒクしてもらいました。
かなり腹筋を使ったようで筋肉痛になるかもと言っていました。確実に腹筋が痛くなりますよ。
天邪鬼さんの場合はもっと強引に進めてもよかったかなと後から思いました。本当に嫌なことはしませんが、多少の強引さは必要だったのかもしれませんね。その点を考えると満足してもらえたのかな?と少し反省しました。
翌日にメールでダンディなおじさまと素敵な時間を過ごせましたと連絡を頂けたので、まぁいいかと今後に活かせるようにしていきますね。
天邪鬼さん、またね!
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