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心のブレーキ


女性が感じられなくなる心のブレーキはどこから来るのでしょうか?

 

・感じまくるのは恥ずかしい、はしたない

・セックスで痛いなどのネガティブな感覚がある

・罪悪感

・気分が乗っていない

・感じられないという思い込み

 

このようなところでしょうか。

 

感じるのが恥ずかしいとかはしたないというのは作られた女性のイメージで、性感マッサージをおこなって感じている女性は非常に綺麗で美しいです。感じたことに対して素直に表現しているので、ありのままの感情表現であると言えるのでそう見えるのでしょう。女性でないと表現できない感情だから隠す必要なんて全く無いし、感じている女性の表情こそ女性そのものではないでしょうか。だから恥ずかしさは多少あったとしてもはしたないなどと思う必要はないのです。

 

セックスで痛いという感覚があると感じることに関しては大きな障害になります。だって痛いという感覚は怖い感覚なので恐怖に向かって突き進んでいるようなものです。恐怖に向かっているのに感じることなんて出来るでしょうか?出来るはずがありません。気持ち良い感覚がなければブレーキがかかってしまうのは当然ですね。

 

気分が乗らなければ感じにくさにも拍車がかかります。性感マッサージをしていても感情が乗らないのかな?と思う時もあります。それは緊張からくるものであったり罪悪感であったり様々でしょうが、性感マッサージを受けることに対しての葛藤がまだある状態でしょう。普段のセックスでも気分が乗らなければそれほど気持ち良くなれないでしょう。男と違って女性はそれほど気分によって左右されてしまうものなのです。

 

感じにくいという思い込みは強固な場合が多いですね。セックスが痛いのは自分が感じにくいせいだとか、感じられないのは不感症だからというように、とかく女性自身が自分を責めてしまうことに原因があります。セックスで痛いのも感じられないのも女性のせいではなく、男がちゃんと前戯をしていないからです。前戯とは通り一遍の愛撫ではなく、心と心を重なり合わせたコミュニケーションが出来ているかいないかです。AVで観たような前戯をされても女性はちっとも気持ち良くなく、むしろゆっくりと全身を手のひらで撫でられた方が恐らく感じるのではないでしょうか。それから感じやすいところを愛撫された方が感じると思います。

 

こうしてみると感じられない原因は女性の内部にあるもので、感覚なり感情を変えることで女性自身に変化が現れるのではないかと思います。

 

恥ずかしい⇒恥ずかしいから余計に気持ち良い

はしたない⇒女性でしか味わえない悦び⇒女性の特権

セックスは痛い⇒セックスは気持ち良い

感じにくい⇒感じさせてみろ!

 

こんな感じに変換してみてはどうでしょうか。

セックスが気持ち良ければこのような感覚を覚えることはないでしょう。でもそのように悩む女性は多くいますし、性感マッサージでも多くの女性の悩みとして話してもらいます。

 

性感マッサージではそのような感情を取り除くことは出来ます。でもパートナーがそれをしてくれるのが本当は一番のことなのです。女性が巧みに男を誘導・指導してみる事を考えても良いのではないかと思います。